仕事内容
職種ごとの、仕事と求められること。
訪問看護の仕事は、医療処置や機能訓練だけではありません。利用者さまの生活の場に入り、その人が本当に必要としていることを見極めることが、仕事の中心にあります。ここでは職種ごとに、具体的な仕事内容と、求められることを説明します。
看護師・セラピスト
看護師やセラピストに求められるのは、ご利用者さまやご家族の不安を取り除き、頼られる存在になるためのコミュニケーションスキルです。
医療処置や機能訓練の技術はもちろん大切ですが、それ以上に、相手に受け入れてもらえる人であることが問われます。
ご利用者さまが訪問日を心待ちにしていただけるような、そんな存在になっていけるような関係性を構築します。
相手が本当に求めていることを見る
話しやすい相手だと思ってもらえると、相手も心を開きやすくなります。そのためには、まず信頼関係を築き、そのうえでこの人が本当に求めていることは何かを考える。
整形外科に通院されている方なら「この痛みを取りたい」等、目的がはっきりしていますが、自宅でのケア事情は複雑です。運動療法が答えとは限りません。本当は運動したくないと思っている人もいます。家族の手前、(運動療法を)やらなければと思っているだけかもしれない等、ご利用者さまの声にならない気持ちを推し量りながら介入していきます。
ペットボトルが開けられないという話が出れば、実際に試してもらって、どこでつまずくのかを確かめる。つまずきを解消するためのアプローチを考え、ご利用者さまに丁寧に説明します。そのうえでペットボトルが開けられるようになったといった成功体験を積み重ねる事ができるとより信頼度が高まります。
そのような関わりを重ねることで、また会いたい、来週も来てほしいと思ってもらえるような存在になることを目指しています。
目先ではなく、根っこを見る
病院では、全員が退院という共通の目標に向かって治療を行います。一方、家の中には複合的な目標があります。ですから、短期的ではなく長期的、表面ではなく根っこの部分を、多角的に見てアセスメントすることが大切です。
効率的に、わかりやすく、簡単に、というようにコスパ・タイパを重視される時代ですが、パフォーマンスを重視して人との関わりを省略すると、削いでしまった部分に大切なものが残されてしまうことがあります。
人のおうちに上げてもらえるのは、当たり前ではありません。依頼してもらっているから上げてもらえて当然、というわけではないのです。
ハウオリが利用者様に丁寧に向き合うことを大切にしているのは、大切なものを見失わないようにするためです。
得意も不得意も、チームの中で
「得手を誇らず、不得手を嘆かず」
得意なことは、自分のためだけでなく、相手を助けるためにあります。わからないことはチームで補うのがハウオリの働き方です。不得意なことには不安もつきまとうかもしれませんが、チームで補うからこそ、不安も解消されて働くことができるのです。
ケアマネジャー
ケアマネジャーに求められるのは、ご利用者さまやご家族の気持ちを汲み取り、理想と現実をプロの視点から見極めてアプローチするスキルです。
それに加えて、自身の感情のコントロール、事業所間の調整のバランスも欠かせません。人と関わることが好きかどうか、人が嫌がる仕事も引き受けられるかどうかが問われる仕事です。困難なケースは、病院からの依頼でも断る事業者が少なくありませんが、ハウオリではチームで受け止めます。
